試作日:

小岩井生乳100%ヨーグルト、おいしい牛乳(かなの実験室)

ヨーグルトの写真

総評

しっかりとした酸味を感じるのが特徴的です。 牛乳です。 少し固形物もありますが、口に含むと固形分はほとんど感じられず、酸味もなくほぼ牛乳の味です。

結果

固さ酸味
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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●小岩井生乳100%ヨーグルト

業界で初めて生乳を100%使用しました。 そして、すっぱくないヨーグルトにこだわりました。酸味のやわらかいヨーグルトをつくるために、発酵からヨーグルト完成、冷蔵保管中に至るまで、乳酸菌の生育温度、酸生成能力、ヨーグルトの風味、ビフィズス菌の生残性について調査をすることで、100種以上の中から最適な乳酸菌を探し出しました。 さらに、なめらかな組織をつくるために「前発酵」製法を採用しています。(ヨーグルトには、容器に充填してから発酵させる「後発酵」のものと、発酵させてから容器に充填する「前発酵」の2種類の製法があります。「前発酵」タイプのヨーグルトは専用の発酵用タンクが必要となり、一度に多くの量を生産できません。そのため、現在も「後発酵」が主流となっています。) *小岩井乳業株式会社HP参考

材 料

素 材:明治おいしい牛乳1000ml
種 菌:小岩井生乳100%ヨーグルト100g

条 件

温 度:42℃
時 間:7時間

試作条件

①レンジで消毒した容器にヨーグルトと牛乳を入れてよく混ぜます。(消毒後の容器には、ヨーグルトより先に少量の牛乳入れて少し容器を冷ましておくと失敗しにくくなります)

②発酵温度42℃、時間7時間にセットして、ヨーグルティアで発酵

③…7時間後。固まっているようには見えません。冷蔵庫で冷やしたらどうなるか?

④…翌朝。冷蔵庫で冷やしました

感 想

やはり小岩井生乳100%ヨーグルトは作れませんでした! 「安定剤など使わずに日々変化する発酵の状態をコントロールして一定の品質に仕上げるには熟練した目と経験が不可欠です」とHPにもありますが、小岩井ヨーグルト独自の発酵環境とプロの技が必要なのだと思います。 次回はヨーグルトはちょっとお休みして、ヨーグルティアを使って塩麹を作ってみたいと思います♪

参考資料

小岩井100パッケージ

●ビヒダスヨーグルトの成分表

パッケージ裏面の表示
・種類別名称:発酵乳
・無脂乳固形分:8.3%
・乳脂肪分:3.5%
・原材料名:生乳
・内容量:400g

栄養成分(100g当たり)
・エネルギー:65kcal
・たんぱく質:3.2g
・脂質:3.8g
・炭水化物:4.6g
・ナトリウム:46㎎
・カルシウム:110mg

関与成分
・ビフィドバクテリウム・ラクティスBB-12 40億個以上